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べらぼうくん (文春文庫 ま 24-7)

べらぼうくん (文春文庫 ま 24-7)

べらぼうくん (文春文庫 ま 24-7)

作家
万城目学
出版社
文藝春秋
発売日
2022-09-01
ISBN
9784167919368
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べらぼうくん (文春文庫 ま 24-7) / 感想・レビュー

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ばう

★★★「作家万城目学はかくして誕生した」というエッセイ。大学受験失敗から留年、就職、そして無職となり作家になるべく奮闘する毎日が描かれている。これは作家志望の方には大変参考になるのではないかしら?特に「独りよがり」を消し去らない限り小説家にはなれない、というくだりは全く作家になるつもりはない私まで深く納得してしまった。そして『鴨川ホルモー』誕生秘話にびっくり。「文豪」の中にあったMS-DOS、友人がくれた古いパソコン、この2つの偶然の繋がりにどれだけ多くの万城目ファンが感謝することでしょう。ありがとう‼︎

2023/07/14

nemuro

「著者グラフ・全期間」を覗いたら、なかった。『鴨川ホルモー』も『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』も、2009年1月の読書メーター登録以前であるらしい。『鹿男あをによし』をこれはついて行けそうにないと途中で投げ出して以来ということか。シンプルでスッキリ。そんな、はるな檸檬氏のイラスト&城井文平氏のデザインに惹かれての購入。帯に「奇想天外な<万城目ワールド>誕生前夜★」。週刊誌連載のエッセイ集。漢字で「箆棒」。「阿呆だ」の意味が気に入り書籍化に際し改題。面白かった。本棚でジッと待機中の『ザ・万字固め』も近々に。

2023/01/07

niisun

万城目氏の大学受験失敗から『鴨川ホルモー』で新人賞を授賞するまでのエッセイ。私とは3歳違いと世代が近いため、学生から社会人になった当時を懐かしみながら読みました。また『鴨川ホルモー』が刊行されたばかりの頃に読んだので、あの万城目さんの真骨頂ともいえる奇想天外な物語が、苦心惨憺、紆余曲折の末、これでダメなら小説家の道を断とうと決めた最期の一作だったと知り、感慨深い。しかもワープロのデータをパソコンに変換できていなかったら新人賞の締切に間に合わず、作家・万城目が産まれていなかったと思うと、人生の妙を感じます。

2022/10/30

やな

面白かった。万城目ワールドの原点が少しわかったような気がした(^-^)

2024/10/10

優希

面白かったです。大学受験に失敗してから作家になるまでの自伝的エッセイ。ユーモアにあふれていて、万城目さんの知らなかった一面を見たようでした。青春と人情味を感じます。

2024/07/16

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