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スパイシーな鯛 ゆうれい居酒屋2 (文春文庫 や 53-6)

スパイシーな鯛 ゆうれい居酒屋2 (文春文庫 や 53-6)

スパイシーな鯛 ゆうれい居酒屋2 (文春文庫 や 53-6)

作家
山口恵以子
出版社
文藝春秋
発売日
2022-12-06
ISBN
9784167919740
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スパイシーな鯛 ゆうれい居酒屋2 (文春文庫 や 53-6) / 感想・レビュー

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しんごろ

かっぱっぱ ルンパッパ かっぱ黄桜 かっぱっぱ ボンピリピン のんじゃった ちょっと いい気持ち~♬と口ずさみながら、“黄桜”が吞みたくなる。“米屋”では日本酒のメニューが黄桜しかないからね。酒のメニューは少ないが、料理はナウそうな料理もあって豊富なメニュー。しかも、レンチン料理が多く家でも作れそう。巻末の料理のレシピがありがたい。深刻な悩みや困った事がないから、秋穂さんに会えないかな。秋穂さんと常連さん方と、一緒に呑みながら、楽しい話と美味しい料理をアテに酒を酌み交わしたい。婚活食堂のあの方が登場。

2023/01/17

みっちゃん

話の掴みとオチはいつも同じ。ワンパターン、マンネリと云えばまあ、その通りなんだけど。私はこのちょっと不思議、ある意味小さな奇跡という体の物語世界が嫌いではない。優しくて、で最後は少し物悲しくなる。この居酒屋には二度と行けないわけだから、まさに一期一会なんだよね。手抜き、レンチン料理しかない、と言いながらお客の為に一手間かけて用意された品々は、どれも美味しそう。きっと優しい味なんだろうな。

2024/02/21

タイ子

シリーズ第2弾。なるほど!「米屋」のおかみ・秋穂が昼寝から目覚めると時空にスイッチが入るってことなのかな。この時空の不思議さがなんかたまらん気持ち良さなんですよね。カウンター1枚隔てて30年前と30年後の今がフツーに時を刻んでるって。それを忘れるぐらいに登場人物たちの物語が展開するのでたまに秋穂が「ん?そんな建物あったっけ?」とか言うセリフでこちらまでフッと現在に引き戻されるという不思議な感覚。それでもどこかで繋がっていく人と人との巡り合い。お通しのシジミの醬油漬けが食べてみたい。

2023/01/21

おしゃべりメガネ

シリーズ第2弾ですが、既にワンパターン&マンネリ気味ひ否めないかなと。比べるコトではありませんが、やっぱり『食堂のおばちゃん』シリーズと『婚活食堂』シリーズよりはインパクト薄めかなと。謎の居酒屋にて繰り広げられる人間模様が、ちょっと印象薄でモノ足りなさが否めません。読めば読むほど『婚活食堂』シリーズの女将「めぐみ」とかぶってしまい、深く入りこめない自分がいます。とりあえずここまできたら、次作の第3弾もここまできたら読もうとは思ってますが、他のシリーズと比べると読書欲はちょっとマイナス気味になってます。

2023/10/17

Ikutan

ゆうれい居酒屋第2弾。居酒屋『米屋』は不思議なお店。女将の秋穂は困った人を見ると放っておけない性分だったから、令和の今も、存在しないはずのこのお店で、人生の喜怒哀楽に寄り添い、そっと背中を押してくれる。今回も、レンチンで簡単に作れる美味しそうなメニューがいっぱい。巻末にはレシピ付き。鯛と白菜の塩昆布サラダは作ってみたい。自家製コンビーフも美味しそう。誰か作って♡(笑)平成初期の懐かしい雰囲気と現在を行き来する不思議な構成で、人と人との出会いにほっこり心が温まります。第3弾も読みますよー。

2023/07/04

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