見えないドアと鶴の空 (文春文庫 し 48-7)
見えないドアと鶴の空 (文春文庫 し 48-7) / 感想・レビュー
ミカママ
著者の作品はほぼ完読だと思っていたので、書店で新刊文庫を見たときには思わずお迎えしていたが…なんと(未発表の)デビュー作だったらしい。お得意の不倫話かと思えば、話は思わぬスピリチュアル(笑)な方向へ。煮え切らない主人公がもどかしい。そしてわたしの苦手な世界へハマりこむ。終わりが気になり、もちろん読了したが…。最近の(最近ではないが)白石さんのはわたし的にはアレだなぁ。『不自由な心』あたりの世界をいま一度読んでみたいものだ。
2023/08/18
おうさま
久しぶりの白石作品。大人の恋愛ものかと思いや、オカルトチックな展開に若干引いてしまった。純粋(?)な恋愛ものの方がよかったな。
2023/01/11
藏
あとがきより「これが出版されたのは二〇〇四(平成十六)年二月だったが、それより十二年前の一九九二(平成四)年に集英社の文芸誌「すばる」に発表されている。当時、私は三十四歳。文藝春秋の編集者だった。」と書かれており、やはり文章がなんとなく若いなぁ~と感じましたが、大変面白くラストは盛り上がりました。
2024/02/23
yurari
まさかの超常現象が出てきてたまげてしまった…とはいえ最後まで読んだので、エンタメとしては面白かったと言える。
2023/04/18
TT
見えない世界か。 深い話だった。いままでの人間関係を思い返した。
2023/03/13
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