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わが殿 上 (文春文庫 は 37-30)

わが殿 上 (文春文庫 は 37-30)

わが殿 上 (文春文庫 は 37-30)

作家
畠中恵
出版社
文藝春秋
発売日
2023-01-04
ISBN
9784167919818
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わが殿 上 (文春文庫 は 37-30) / 感想・レビュー

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Y.yamabuki

この作品は、畠中恵さん初の史実に基づいた歴史小説だそうだ。大野藩の僅か八十石取りの内山七郎右衛門が、藩主の土井利忠の命で、借金まみれの藩の立て直しに奔走する物語。七郎右衛門は、誠実で経済には明るいが、ずば抜けて優秀という訳でも、凄く肝が据わっている訳でもない。その彼が悩み苦しみ右往左往する姿に、ハラハラしながら応援したくなった。下巻では、まだまだ苦難が続きそうだ。

2023/08/18

長くつしたのピッピ

「しゃばけ」シリーズのイメージが強烈な作家で、歴史もの大丈夫?な気持ちで読み進めたが、しゃばけのコミカルな表現もあるが、主人公が主君のために奔走する姿に、思わずエールを送っていた。力よりも知恵が、幕末を生き抜くには必要だった。主人公が頑張って、目標が達成されるのは読んでいて気持ちがよい。

2023/05/11

スプリント

藩主と家臣のバディ物ということですが 上巻を読む限り家臣の七郎右衛門が東奔西走して金策に走り回っている印象。 下巻になると藩主の活躍の場が増えるのだろうか。

2023/09/06

そらとやまざくら

史実らしい。米沢藩の上杉鷹山は知っていましたが、大野藩も大変だったようだ。火事に疫病に周りからのやっかみと、困難を乗り越えてなんとか借金返済。肩の荷が下りましたね。

2024/05/07

陽ちゃん

越前大野藩で莫大な赤字をなくそうとする藩主土井利忠と、その利忠から金の工面を指示される七郎右衛門ですが、なんで若かりし日の利忠は七郎右衛門に目をつけたんでしょうね。そして、無理難題を言われる度に何とかしてしまう七郎右衛門が凄い。引き続き、下巻へ進みます。

2023/03/04

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