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鑑識課警察犬係 闇夜に吠ゆ (文春文庫 た 111-1)

鑑識課警察犬係 闇夜に吠ゆ (文春文庫 た 111-1)

鑑識課警察犬係 闇夜に吠ゆ (文春文庫 た 111-1)

作家
大門剛明
出版社
文藝春秋
発売日
2023-01-04
ISBN
9784167919849
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鑑識課警察犬係 闇夜に吠ゆ (文春文庫 た 111-1) / 感想・レビュー

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いつでも母さん

新シリーズの誕生とある。嬉しい。連作5話どれも面白い。逃げ切れるのか、手嶋尚也・・不穏だ。いや、それでも犯人じゃないのか?あぁ、早く次が読みたい。

2023/02/15

しんたろー

大門さん新シリーズは、警察犬ものの連作短編…大門ファンで犬好きの私としては読まない訳にはいかない。警察犬係・野見山が主人公の1話を受けて、新人・都花沙に主役交代しての4編。爆発犯に関する縦軸と各話ごとの事件である横軸が絡んだ構成で、都花沙の成長物語も描かれている。野見山の後輩で刑事になった桐谷、訓練所所長で野見山の伴侶・秋穂など、周囲の人物造形も上手く配置されていて連続ドラマ向き。大門さん作品としては軽めではあるが、各事件の真相が明かされる終盤に捻りが効いていてウエルメイド。次巻への宿題もあるので楽しみ♬

2023/06/13

ナルピーチ

鑑識課警察犬係を舞台に描いた連作短編小説。主人公となるハンドラーの手によって警察犬としての指導や訓練を行うのだが、そこにはパートナーとなる犬とハンドラーの信頼関係がとにかく重要。愛情を注ぎ絆を深め優秀な警察犬として捜査の一躍を担う。本作では5篇の短編作で構成されているが、1話単体の物語としても十分に面白いが徐々に物語が繋がりを帯びていき、1つの大きな物語と変貌を遂げる様を楽しめるのがまた良い。ベテランハンドラーから若きハンドラーへと受け継がれた想いはまだまだ続くだろう。是非ともこの続編を熱望する!

2024/03/18

KAZOO

警察犬についての連作小説集です。最初の短編はどこかのアンソロジーで読んだ覚えがありました。最初の話からその後数年が経った後に新人(女性警官)が警察犬がいるところに配属になります。そこから様々な事件があったりしますがある意味成長小説といった感じがします。警察犬がからむのでどちらかという捜索主体になるので他の警察小説と比べて派手さはあまりないのですが、それなりに楽しめました。

2023/05/16

タイ子

連作短編集。最初の物語はアンソロジーで既読だったが、あとは書き下ろし作品なので楽しめた。鑑識課警察犬係のベテラン巡査の野見山はある不祥事で警察を退職、その後民間の訓練所で嘱託警察犬を訓練しながら警察に協力している。一方、鑑識課に新しく配属になった岡本都花沙が慣れない犬のハンドラーとして成長していく姿が頼もしい。何より一つ一つの事件の真相が思いがけない所に隠されているのも大門さんならではの作品。野見山を崇拝する刑事・桐谷、民間訓練所の所長・秋穂の存在もいい。シリーズになりそうなのでこれから先も楽しみな作品。

2023/01/07

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