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Seven Stories 星が流れた夜の車窓から (文春文庫)

Seven Stories 星が流れた夜の車窓から (文春文庫)

Seven Stories 星が流れた夜の車窓から (文春文庫)

作家
井上荒野
恩田陸
川上弘美
桜木紫乃
三浦しをん
糸井重里
小山薫堂
出版社
文藝春秋
発売日
2023-04-05
ISBN
9784167920234
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Seven Stories 星が流れた夜の車窓から (文春文庫) / 感想・レビュー

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坂城 弥生

どこか感傷的な物語が多かった気がしました。

2023/05/10

mincharos

豪華寝台列車「ななつ星」にまつわる7つのお話。お高めの寝台列車ゆえにか、年齢層が高めのお話が多い。私も時間に余裕が出来たらこんな旅がしたいな~って思うけど、一緒に行くのは絶対に女友達とがいい!(三浦しをん『夢の旅路』)途中の糸井重里さん&小山薫堂さんの作品も、いいスパイスになっていてよかった。薫堂さんの「恋する日本語」は本家でも読んだけど、ちょっと本作用にアレンジされてるっぽい。一番好きだったのは、桜木紫乃『ほら、みて』離婚を切り出す妻と、それにドキドキする夫。卒婚、よく聞くけど、そんなにうまくいくの?

2023/07/13

kibita

五編のアンソロジー。表紙の通り、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星」。駅に停車しているのは見たことがあり、南仏やスイスならいざ知らず、この風景であの値段はねぇ、と昔思った記憶があるが、このアンソロジー読めば断然乗りたくなる。そして動画も見てしまった。一番好きなのは井上荒野さん。糸井重里さんと小山薫堂さんの随想も素敵。亡き人と、夫婦で、友人と、兄弟で、親娘で。カタタンカタタン、切なさと優しさを乗せて、大切な誰かと。

2023/08/21

海燕

5人の作家による短編集。芥川賞の川上さんと、それ以外の4氏はいずれも直木賞という豪華な布陣だ。初出は同じ文芸雑誌で、いずれも短いためかあまり深みがなくあっさりして、作家の個性が十分に活かされていない印象だが、どれか一作挙げるとするなら桜木紫乃さんの「ほら、みて」。後半に挿入される架空の作中作の絵本の台詞がよかったな。作品の合間に糸井重里氏と小山薫堂氏の随想が挟まれるのだけれど、これも絶妙なスパイスを利かせていてよかった。

2023/07/20

しばこ

豪華列車「ななつ星」がテーマの七つの物語。実物を直に見たことは ないけど、映像や写真で見たあの趣向を凝らした列車を思い浮かべながら楽しめた。最後の物語は少し他のとは違う描かれ方だけど、ほんのりとロマンチックなななつ星の旅を味わえる短編集。

2023/04/26

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