瞳のなかの幸福 (文春文庫)
瞳のなかの幸福 (文春文庫) / 感想・レビュー
ぶち
猫が表紙のこの本を見かけて手に取りました。飼っていた猫が作者に教えてくれた"幸福とは何か"について小説にしたものだそうです。愛することを捨てた主人公。彼女の葛藤はアラフォー女が陥りがちな屈託をよく表していると思いました。そんな彼女が野良の子猫を拾い、一緒に暮らすことで再び愛することを取り戻していく姿は良かったです。猫との暮らしは、幸福に溢れていますものね。でも、主人公は猫よりも男との繋がりを心の奥底で求めているようで、そこがちょっと... 猫と暮らすことの幸福をもっと読みたかったです。
2023/09/24
ゆうなな♪
猫が出てくるのはまだかまだかと読んでいくと終盤になってやっと登場。表紙や帯から想像していた感じとは違うお話でなんだか納得いかない?物足りない?気持ちで終わってしまった。
2023/08/18
Polkadot.☆
35歳独身女性が、キャッシュで小さな家を持ち、オスの保護猫と暮らす日々を描いた作品だった。猫を飼っている人は、絶対最後の章は泣けると思う。自身も2匹の猫を飼っているので、最後の章は胸が締め付けられた…改めて、うちの猫たちを幸せにしなきゃ!と思えた。
2023/07/04
Baku
初めての作家さんでした。どんどん引き込まれて、いいところで大好きな猫が出てくる。 最後はちょっと賛否両論かもだけど、私は好きです。こういう話があっていいじゃないですか^_^ ねこねこした話ではないけれど、猫と暮らしたことのある人にはとても響く描写が多い。この方の描く猫との生活をもっと読んでみたくなりました。
2023/06/23
Y
★★★★★
2024/03/02
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