警視庁公安部・片野坂彰 天空の魔手 (文春文庫 は 41-45)
警視庁公安部・片野坂彰 天空の魔手 (文春文庫 は 41-45) / 感想・レビュー
KAZOO
濱さんのこのシリーズはいつもながらの世界情勢や日本の政治の話が面白くて楽しんでいます。非常に愛国主義的な感じもしますが(わたしは平和主義者です)、プーチンや習近平、あるいは北朝鮮などをコケにしてくれてすっきりします。本当にこの話のようにならないことを祈るだけです。それにしても作者はここに書かれている情報などをどこから得ているのか気になります。
2023/05/13
H
ドローンを武器に中国やロシアに対抗するのが荒唐無稽には思えないほどのリアリティがある。ぜひとも実現してもらいたい。
2023/05/26
鬼山とんぼ
事実認定や表現に多くの勇み足はあるものの、大半は正しく、日本の置かれた現実や国際情勢を知る上でも大いに参考になった。特にこのドローンのアイデアは非常に面白いし現実感もある。自衛隊も参考にするのでは。毎回この作者の作品は説明過多で腹いっぱいになることが多いが今回はそれほどでもなく、ストーリーやスピード感がうまく流れていると感じた。実際にはこれほどスムーズに外国でことが運ぶとは思えず、日本版のスパイ小説の目一杯のところを突いたと思えるが、おとぎ話の類だと思えば許せる。
2024/09/29
あつし@
間に何か読んだ様な今の印象が座り心地を悪くしている。まぁそれは個人的なつぶやきとして。濱嘉之さん、片野坂シリーズ2作連続して読了。意表を突いたドローンによる対日有害活動の排除という警察権の行使。これが書かれている通りに行使、実行可能ならばと思う。是非そういう日本であって欲しいと思う。いつもながらの世界情勢分析とこの国のあり様を語る片野坂や香川の発言は面白い。ただ、全面的に賛成かというとそうではないのだが…。
2023/06/20
α0350α
ドローンヤバいですね。本当にこの通りに撃退できれば良いんですが。ロシア中国の動向も勉強になって面白かったです。青山の名前が出てきたのも良すぎました。
2023/05/29
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