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冬芽の人 (文春文庫 お 32-14)

冬芽の人 (文春文庫 お 32-14)

冬芽の人 (文春文庫 お 32-14)

作家
大沢在昌
出版社
文藝春秋
発売日
2023-07-05
ISBN
9784167920623
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冬芽の人 (文春文庫 お 32-14) / 感想・レビュー

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ひまわり*

初読み作家さん。ある殺人事件の捜査中、同僚が捜査の過程で命を落とす。複雑な胸中を抱えて職を辞した元刑事の牧しずり。息を潜めて静かに生活していたが、亡くなった同僚の息子に出会ったことで、終わったはずの事件が新たな顔を見せ始める。正直、前半半分はノロノロしすぎて飽きもきてもっとコンパクトにできなかったのだろうか、という感想。後半、事件に隠れていたものが見え始めてからはそれまで全く予期してない方向へ展開していき、どう着地するのかと読ませられた。トータルとして面白かったが、長くだらだらした感は否めないかな。

2024/03/17

killeerqueen3

大沢作品によくある特殊設定の女性刑事ものではなく、オーソドックスな女性主人公のハードボイルド。元刑事の牧しずりが退職する切っ掛けとなった6年前のある事件に再び身を投じていく。派手さはないけれど過去の事件と自分自身に向き合うことになるしずりをきっちりと描いているし、明らかになっていく事件の真相も読んでいてちゃんと楽しませてくれる。しずりと岬人の恋愛展開はいるかなと思ったけど、概ね満足。

2024/03/02

蝸牛

久々の大沢作品。 女性主人公物は初めて読みました。はじめはウジウジ過去を引きずって感情はぐるぐるしてるし、面倒な主人公だなぁと思ってたのですが、強い人でしたね実は。 同じく女性主人公の魔女のシリーズも読んでみようと思いました。

2023/08/06

Naoko Fukumi Fujita

大好きな作家の文庫本、巻末によると2015年3月に新潮文庫として刊行とある。その他は解説に詳細があり備忘録として「小説新潮」2010年3月号から2012年2月号にかけて連載、単行本は2013年1月に刊行、2017年にテレビ東京系列でドラマ化。2016年11月東京で雪が降った日、山梨県立図書館で大沢在昌の講演会が開催され参加の機会に恵まれた。その後のサイン会にて別の作品のドラマ化を切望している私に、こちらの撮影の話をしてくださった。女性が主人公の作品はほかにもあれど、「佐伯」姓もお好きなのだなあと感じた。

2023/11/06

おとなし

☆☆☆

2024/10/13

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