お順下 (文春文庫 も 18-19)
お順下 (文春文庫 も 18-19) / 感想・レビュー
植田 和昭
幕末から明治初めにかけての、ダメ男との腐れ縁の話。夜這いということばが出てくるが、夜這いをするほどの男だったのだろうか。酒にも女にも仕事にもだらしがない男のほんの一面に魅かれる中年女。よくわからない。見る目がないというか男運が悪いというか、類は類を呼ぶというか。話は、大詰めへと進んでいく。
2023/09/25
Izumon
諸田玲子の作風に合わず断念。 上巻含め三流恋愛小説を読まされた気分。 恋愛小説としてはキャラクター描写が淡々としていて感情移入できず、歴史小説としては感情論に寄りすぎている。言い出したら聞かない=わがまま、ではないことをお忘れなく。諸田玲子さんはなんでこんな話を書いたんだろう。実在の人物を描きたいなら、つまらない恋愛話で話を誤魔化さないでもっと硬派なストーリーにして欲しい。バカにされたような印象を受ける。残念。
2023/12/27
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