李王家の縁談 (文春文庫 は 3-65)
李王家の縁談 (文春文庫 は 3-65) / 感想・レビュー
たまこ(こなぎ)
戦後、平民になった宮家に嫁いだ鍋島家のお姫様伊都子の日記を元に、伊都子が力を注いだ母親の仕事である娘を嫁がせることを描いた話し。密かに皇太子妃にとも考えていた長女の嫁ぎ先に朝鮮王家の李家に嫁がせることを思いつくところから話は始まる。華族名鑑を眺めて次女の嫁ぎ先を思い巡らす。 さらに李家の末子の嫁ぎ先を世話しようと考えついた場面。私は思わず笑ってしまった。
2024/12/15
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