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月読: 自選作品集 (文春文庫 ビジュアル版 60-40)

月読: 自選作品集 (文春文庫 ビジュアル版 60-40)

月読: 自選作品集 (文春文庫 ビジュアル版 60-40)

作家
山岸凉子
出版社
文藝春秋
発売日
1996-08-01
ISBN
9784168110436
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月読: 自選作品集 (文春文庫 ビジュアル版 60-40) / 感想・レビュー

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リッツ

再読。バラエティな収録作品。孤独と優しさの溢れる木花佐久夜毘売、ウンディーネは、他の本の収録とかで 何度も読んだけれど 昔から好き、今読むと青春の痛みや歓びのようなものを感じ、とてもみずみずしい。蛭子、蛇比礼はぞっとする、特に後者は薄気味悪さ満点。月読はさすが表題作、すごい、和も様も神話ってほんとに……。

2017/09/13

パラ野

再読。やっぱり怖い山岸涼子。少年同士の意地っ張りな心の惹かれ合い以外は恐ろしい内容ばかりでした。古事記を題材にしている内容が多いです。美少年と女子大生、美少女と高校生など、未成熟な身体に宿る美しさに魅せられて、次第に日常が壊れていく作品が怖い。

2014/10/24

たまきら

書庫整理中に。ふてぶてしくもあでやかに咲く女神描写が好き。男おさえて上に立つ女子にふさわしい。少なくとも男の寵愛の元爛れたように咲くよりいいではないか!…という読み方を40過ぎてできるようになりました。20代の頃は気持ち悪かったのになあ。

2018/01/20

sasara

古事記によると黄泉の国から帰ったイザナギが体を洗い最後に顔を洗った時左目からは太陽神天照が右目からは太陰神月読 が鼻からは素戔嗚雨が生まれた。ほとんど逸話がない死を司る月読尊の苦悩感が素晴らしい。

2021/05/14

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

【再読】古代史の中でアマテラスとスサノオと並ぶ三大神ながら、極端に影が薄いツクヨミ。山岸凉子さんの解釈では、姉に恋焦がれる不憫な男として描かれています。古事記をベースに舞台を現代に置き換えた話もエロティックで怖い。

2014/03/22

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