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ハトシェプスト: 古代エジプト王朝唯一人の女ファラオ (文春文庫 ビジュアル版 60-45)

ハトシェプスト: 古代エジプト王朝唯一人の女ファラオ (文春文庫 ビジュアル版 60-45)

ハトシェプスト: 古代エジプト王朝唯一人の女ファラオ (文春文庫 ビジュアル版 60-45)

作家
山岸凉子
出版社
文藝春秋
発売日
1998-06-01
ISBN
9784168110481
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ハトシェプスト: 古代エジプト王朝唯一人の女ファラオ (文春文庫 ビジュアル版 60-45) / 感想・レビュー

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みや

単行本に未収録の作品から著者自らが選んだ短編4作を収録した作品集。エジプトについて知るため、表題作のみを目当てに購入。短編なので仕方ないのだが、もう少し深く描いて欲しかった。終わり方も中途半端で物足りない。大好きなファラオなので期待値が高すぎてしまった。残念。魔女の館に閉じ込められる「スピンクス」は、これまで味わったことのない絶望があって凄く良かった。閉鎖空間で四六時中苛まれ続ける恐怖がたまらない。12年ぶりに帰ってきた実家で過去の事件を思い出す「海の魚鱗宮」も、ホラーとミステリが融合して面白かった。

2018/04/23

るぴん

図書館本。山岸涼子さんは久しぶり。表題作「ハトシェプスト」他、3編。古代エジプト唯一の女王ハトシェプスト。男になりたいと望むも、初潮を迎え、体はどんどん女になっていく…。「キメイラ」も性がテーマ。女子大の寮を舞台にした、謎めいたルームメイトと周囲で起こる事件。「海の魚鱗宮」と「スピンクス」はどちらも異常愛が起こした悲劇。ホラーよりもこういう異常な愛情からの事件が怖い…。

2015/04/04

リッツ

古代エジプト唯一の女性ファラオ、ハトシェプスト。日出処天子もそうだったけど、ただ歴史を説明するのではなく物語として魅力に溢れ惹き付けられる。他の収録はすべて再読。神話から膨らむ広がる物語は今読んでも新鮮というか現代の事件も連想させて驚き。

2016/05/03

たまきら

今でさえ女子がトップに立つことが難しいのに、すんごい男性ばかりが偉いとされていた時代に「神」として君臨した女性がいた。それだけでも女子はドキドキしますね。いろいろな解釈があるだろうけれど、激動の時代に平和を維持し、人生を全うした彼女への想像はつきません。そして、この漫画はそんな自分の興味をいたく満足させてくれたものです。探したらやっぱ書庫にあった!

2017/06/19

のりすけ

「キメイラ」「海の魚鱗宮」が好き。そうだよ、当時は「何流大学」って言い方だったわ。「海の~」は女の子の例のようなものが実は…って展開で好みの展開。

2020/05/22

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