シネマ・コミック10 もののけ姫 (文春ジブリ文庫 2-10 シネマ・コミック 10)
シネマ・コミック10 もののけ姫 (文春ジブリ文庫 2-10 シネマ・コミック 10) / 感想・レビュー
あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ·天久鷹央·かくりよ·多聞くんと続々アニメ最高です!!(≧▽≦)
呪われた〜!
2019/05/31
Kyohei Matsumoto
何度読んでも壮絶な物語。アシタカのように最後まで人間と自然が共に暮らすことを主張し続け、中間に立ち続けるのは相当な覚悟がいる。エボシのなかにも自然を利用する考え方と人間の尊厳を守る考え方の両面を描き、モロのなかにも森を守るなかで森の住民同士の対立を描き、サンの中にも人間と野生の両面を描く。一人の登場人物に対して複数の交錯したものを織り込み、単純な二項対立を剋している。極めて複雑で一筋縄では説明できないところにこそ、"人間"が生きている。そのことを描くもののけ姫はまさしく“現代の神話”という名にふさわしい。
2019/02/02
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