’71日本SFベスト集成 71
’71日本SFベスト集成 71 / 感想・レビュー
小物M2
○半村良「農閑期大作戦」○眉村卓「真昼の断層」○星新一「使者」○小松左京「保護鳥」△光瀬龍「多聞寺討伐」○藤子不二雄「ヒョンヒョロ」○広瀬正「二重人格」○河野典生「パストラル」△梶尾真治「美亜へ贈る真珠」◎永井豪「ススムちゃん大ショック」◎高齋正「ニュルブルクリンクに陽は落ちて」○荒巻義雄「ある晴れた日のウィーンは森の中にたたずむ」
2024/06/24
aki
半村「農閑期大作戦」、光瀬「多聞寺討伐」、荒巻「ある晴れた日のウイーンは森の中にたたずむ」の長中編3本がいいですねえ。「多聞寺」は途中まで伝奇小説のおもむき。奇怪な術を使う人物が登場し、「おーっ、山田風太郎か」と思って盛り上がったが、最後はSF的に終わった。今の目で見ると、SF的な趣向はいらんかな。伝奇小説で押し通せばよかった。「ある晴れた日~」は長編『白き日旅立てば不死』に書き伸ばされたが、この作品のほうが出来はいい。高齋「ニュルブルリンクに陽は落ちて」の次に「ある晴れた日~」を配するあたりもうまい。
2023/12/20
カバおやじ
ソフィー・・・。
2018/10/21
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