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首都消失 下 (TOKUMA NOVELS)

首都消失 下 (TOKUMA NOVELS)

首都消失 下 (TOKUMA NOVELS)

作家
小松左京
出版社
徳間書店
発売日
1985-03-01
ISBN
9784191530577
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首都消失 下 (TOKUMA NOVELS) / 感想・レビュー

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しんこい

なくなった政府を強引でもなんでもどうやって一回立ち上げるか、というところは面白かったが、一度形になるとあとはソ連が脅しのように北海道沖に集結したり、テレビ会議を駆使したり、段々現実的になってきました。この時代にテレビ会議や資料をネットで取り寄せたりをリアルに想像できているのはすごい事なのですが。

2015/11/10

aki

1970年代に書かれた『日本沈没』、1980年代の『首都消失』に続く3作目のシミュレーション小説が欲しかったなあ。長編のエスキースみたいな短編は結構あるから、その中から探すと最有力は「極冠作戦」かな。地球温暖化が進み、先進国の首都の大半が海の底に沈んだ時代(その代わりに海上を動く浮遊都市が建造された)。月から地球復活の有力なアイデアを引っさげた青年がやってくる…という発端。十分、長編になりそう。誰か続きを書いてくれんかなあ。小松の「魂」を引き継ぐ作家はおらんのかね。

2018/10/28

らくだ

東京が機能しなくなった世界で話。東京がなくなると、日本の政治、経済、防衛などの機能が回らなくなるといろいろな弊害が出てくるんだと、考えさせられるが、小説としては、防衛や政治のことばかり語られていて、思っていた小説とは違った。くどくてあまり面白くなかった。

2009/07/27

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