狩野俊介の冒険 (TOKUMA NOVELS)
狩野俊介の冒険 (TOKUMA NOVELS) / 感想・レビュー
Penguin
俊介シリーズの根本となる、パラレルワールドの番外編以外は人が死なない短編ミステリー。作者が、俊介の成長をと…あとがきに記載しているように、長編に比べるとどれも、日常的な事件ではあるがその中での、俊介の思いや気持ち、周りの環境の変化が見え長編がより楽しめる。
2011/12/30
まりもん
短編集は読みやすい
2008/08/02
ひまわり
狩野俊介シリーズの短編集。
2014/08/03
kagetrasama-aoi(葵・橘)
狩野俊介シリーズの書き下ろし短篇集。四篇の短篇と一篇の番外編。四篇とも殺人はなくて日常のちょっとした謎解きのお話。いかにも、中学生の少年に相応しい謎解きで楽しく読むこと出来ました。一番のお気に入りは「俊介の道草」です。俊介少年と野上さんの関わり方と、犬に関する謎解きが、ほのぼのした雰囲気醸しだして!好きです。「硝子の鼠」でガラスじゃなくて硝子、デパートじゃなくて百貨店、そして舶来物という言い方、この時代の雰囲気を感じます。番外編はこちらが一番に誕生したとのこと、これがああなるんだ!作者さまって凄いなぁ。
2015/03/06
ライムとザクロ
パラレルワールド的な世界観の番外編を一つ含む、全5編のシリーズ第1短編集。(シリーズ全体では3作目。)小粒揃いな印象もあるが、シリーズ自体が短編向きの設定だと思っていたので、悪くない。町が丸ごとひとつ消える話、「加古町の消失」が最も良かった。折角なので、本作を含む短篇集や、天霧家事件より後の長編も、創元推理文庫から復刊希望。 5点/10
2011/01/26
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