高橋留美子の優しい世界: めぞん一刻考 あとがき小説ビューティフル・ドリーマー
高橋留美子の優しい世界: めぞん一刻考 あとがき小説ビューティフル・ドリーマー / 感想・レビュー
jjm
著者による「めぞん一刻」考を読むのが目的で手に取る。「めぞん一刻」と言えば小学生の頃にTV放映されていて、主題歌である斉藤由貴の「悲しみよこんにちは」を思い出す。小学生ながらもドキドキし、コミックも買っていた。著者はヒロインの響子さんは女神であり、矛盾した行動、何をしても許される存在と説明する。「"女神"が地上の人間に堕した時、「めぞん一刻」の宇宙は終焉を迎え、全てが終わる」「「めぞん一刻」とは、過去から未来へと永遠に連鎖する、平凡であると同時に非凡な日常生活者の物語」著者のめぞん一刻愛にはかなわない
2024/04/18
tokkun1002
1985年。「めぞん一刻」「うる星やつら」「幻魔大戦」の何れも既読。書いてあることは何となくわかる。卒論?感想?分析?この手の本はあまり読んだ経験がないな。平井先生は高橋先生から学んだということで…よしとしよう。
2013/08/07
kouki_0524
高橋留美子が好んで読んでいたのは筒井康隆というのを耳にしたことがあるが、加えて池上遼一の「スパイダーマン」も愛読しており、その原作者である平井和正も好きな作家に挙がっているらしい。 平井もまた高橋の作品に造詣が深く、「めぞん一刻」を異常なまでに賛美しているのが本書である。しかも最終回を迎える前に書いたというから、非常に前のめりである。 自分も学生の頃愛読していた作品ではあるが、ここまで深い洞察をしながら読んでいたわけではなかった。でも記述の多くはうなづけるものであり、平井さんのめぞん愛が伝わってくる。
2018/02/19
いおむ
当時両作家さんの本はとにかく片っ端から集めていたので。
2017/07/30
洪七公
既読本
1985/03/15
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