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萩原朔太郎の亡霊 (徳間文庫 156-1)

萩原朔太郎の亡霊 (徳間文庫 156-1)

萩原朔太郎の亡霊 (徳間文庫 156-1)

作家
内田康夫
出版社
徳間書店
発売日
1987-02-01
ISBN
9784195682272
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萩原朔太郎の亡霊 (徳間文庫 156-1) / 感想・レビュー

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夢追人009

内田氏の4作目は「死者の木霊」で脇役だった岡部警部の単独作です。横溝正史の「犬神家の一族」を思い出させる萩原朔太郎の詩を模した不思議な見立て殺人はインパクト大で、本書のトリックは海外ミステリーではお馴染みなのですが、舞台が日本だと相当にショッキングでしたね。でも関係者の元刑事・須貝の態度にはマジで腹が立ちましたね。悠長に構えている場合でなくプロと真剣に議論していたら結果は違ったのに、と悔やまれますよね。最後に岡部警部が温情をかけた二人も元の暮らしには戻れず日陰の人生を歩むであろう事が最大の天罰でしょうね。

2018/04/21

十六夜(いざよい)

内田康夫さんの浅見光彦シリーズ以外を初めての読みました。そして萩原朔太郎という作家の作品にも初めて触れた。なんと毒々しく人を魅惑する文章を書くのだろう。トリック自体は古くからあり来たりのものだが、事件に至る背景が複雑で後味の悪さが残った。

2018/12/07

ココアにんにく

1992年以前に読了

よっぺー

『萩原朔太郎』の詩になぞらえた連続殺人。アイディアは面白く、物語の背景に30年前の事件をちらつかせるなど巧みだった。内田康夫らしさが出た良い作品だと思います。非常に面白かった!

2014/04/05

如月光子

岡部警部。取調べをした刑事の子供が父親の遺産をねらって親殺し。徳間文庫だからかSとかMとか???

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