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祖国よ友よ (徳間文庫 ふ 3-6)

祖国よ友よ (徳間文庫 ふ 3-6)

祖国よ友よ (徳間文庫 ふ 3-6)

作家
船戸与一
出版社
徳間書店
発売日
1992-10-01
ISBN
9784195773390
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祖国よ友よ (徳間文庫 ふ 3-6) / 感想・レビュー

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drago @竜王戦観戦中。

船戸氏のデビュー2作目。短編4本。 ■1980年までの、世界各地の紛争事案を題材にしたアクション&ハードボイルド。 ■古い時代の話ではあるが、時代背景にリアリティがあるからこそ、小説の世界観をつかみやすいので、物語にすんなり入り込めるのが船戸作品の長所。 ■ただし、ひたすら破滅や悲劇に向かう話が多く、結末にもう少しヒネリが欲しかったかな。 ☆☆☆★★

2015/06/16

たーくん

再読→→→ナンジョウ伍長を射殺せよ。おれはランジェ少佐から、そう命じられた。ナンジョウには、内戦のコンゴで、命を助けられた恩があった。ナンジョウはマルセル軍曹を射殺して、逃走したのだ。フランス外人部隊での出来事だ。軍曹は少佐の弱みを握っていたらしい。そしてナンジョウの愛人は、おれが訪ねた直後に、犯罪組織に消された。事件は複雑な様相を呈してきた(表題作)。冒険アクション4篇を収録。

2018/10/02

Emkay

1980年。中編4作。船戸氏の小説家デビュー2作目ということだが、すでに文体もストーリーもスタイルが完成している。最初から生と死の境目にいるような主人公たちが、他愛もないが人間の本性むき出しの行動をとっていき、どんどん暴力と死へと突き進んでいく。この作品で題材になったのは「アフリカに派兵されたフランスの外国人部隊」「北アイルランド紛争」「インドネシアの民族独立紛争」「ドイツにおける欧州過激派」。この作品が書かれて30年以上たった今でも、未解決紛争地域ばかりということに驚く。

2013/12/28

takeshi3017

中短編集。 例によってすべてが過激な作品群。以下に詳しい感想があります。http://takeshi3017.chu.jp/file3/neta10116.html

さりぱぱ

★★☆☆☆

2009/11/29

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