躁宇宙・箱宇宙 (徳間文庫 220-1)
躁宇宙・箱宇宙 (徳間文庫 220-1) / 感想・レビュー
サスケ
★★★☆☆ 昔の短編集なのだが、完成度が高くなかなかよい。一九六七空間が特に好みですな。
2017/06/20
紫暗
「玲子の箱宇宙」「即席ゴルフ上達法/ハードウェア編」「夢の閃光・刹那の夏」「鏡の国の胎児」「一九六七空間」「ファース・オブ・フローズン・ピクルス」「多重人格創世記」「包茎牧場の決闘」の八篇が収録されている短編集です。SFというジャンルの中での何でもアリな感じが著者らしく、ブラックユーモアから純愛まで幅広い物語が楽しめました。
2015/06/24
1977年から
1985年
ネギド
SFの名手梶尾真治のコメディ、エロ、グロありのSF短編詰め合わせ。 特に「ファースオブフローズンピクルス」は名も知れぬ星に一人きりという状況でも新たな婚活の手段を提案してくれる秀作。 また「包茎牧場の決闘」はSFは結局はエログロに過ぎないと教えてくれる。 宇宙のすべてを解読しても、結局はエログロなのだ。
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