裏の捜査はお任せを (徳間文庫 こ 15-7 ヤッちゃん弁護士 2)
裏の捜査はお任せを (徳間文庫 こ 15-7 ヤッちゃん弁護士 2) / 感想・レビュー
ヨーコ・オクダ
短編5本。読みながら、段々と設定を思い出していく。イケメンで超エリートな弁護士は、日本有数の暴力団・稲山会のボンボンで、女子事務員は、稲山会のライバル・極北連合の会長の愛娘。そしてイソ弁は、田園調布に住むどこぞのご令嬢で…。今回もイソ弁お嬢が引っ掻き回し、恒例のドタバタ劇を生み出すw個人的にツボだったのは、今は亡き大屋政子氏のパロディが登場する「緑の袴の白い脚」と、女子事務員の身元がバレる危機をはらんだ「仁義の旗の下で」かな。どれも、イソ弁お嬢による強制コミカル部分がなくても充分面白いんやけどなー。
2022/04/14
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