風雲ジャズ帖
風雲ジャズ帖 / 感想・レビュー
cocobymidinette
菊地成孔のエッセイが好きだ、音楽みたいな文章ってあるんだって知ったんだ、って話をしていたら、それって山下洋輔譲りだよと教えてもらった。読んでみたらたしかに師は彼なんだなぁ!音楽みたいな文章、フリージャズ、でも菊地成孔のそれとはグルーヴが違って、その違いってピアノとサックスの音とか、音の出し方の違いなのかもしれない。
2017/04/09
秋色の服(旧カットマン)
ブルーノート研究。譜面とか、テトラコードとかの音楽用語が出てきて最初面喰らうが、これは決して<研究>ではない。油井正一から借りたブルースに関する英語文献を山下流に紹介した、というに過ぎない。もちろんジャズピアニストとしてのジャズ感、ブルース感が発露しており、そこはこのピアニストの感覚を探る上で貴重な資料とはなっていよう。ただ、現在からすると、それ以上でも以下でもない、難しさを装ったもっともらしいエンターテイメント本といった評価になるのではないだろうか。
2016/05/29
hibimoriSitaro
82年5月初版は雑誌初出から10年たっている。今日では異様なほど小さな活字がびっしりと。エッセイ半分・対談1/3,そしてまじめなブルーノート研究。こうした文才を見いだす編集者もすごい。
2012/12/17
ヤボ
★★★★☆
羊男
★★★
1983/05/25
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