壬生の女たち (徳間文庫 404-12)
壬生の女たち (徳間文庫 404-12) / 感想・レビュー
ぶっくlover
新撰組の本は今迄も沢山読んできたが、この作品が一番男としての隊士が良く描かれている感じがした。そりゃそうだよね、女の視点から惚れた男を書けば、痘痕もエクボだもんね(笑) この作品の初版は1985年、昭和の匂いがする作品だなーと思いました。
2019/04/29
ちびごん
前回読んだもののあとがきにあったタイトルでどうしても読んでみたくて探しました。女たちの新撰組始末記です。新撰組隊士たちをめぐる女たちの語りで物語が進んでいきます。知っているエピソードに彼女たちが絡んで結局は哀しい別離に…。あの時代、ギラギラと夢を語る男たちに女は惹かれていくのかもしれないなぁ。男にとって女とは。女にとって男とは。世の中を変えるために命を燃やす男と、一途に愛を守ろうとする女。一番、哀しい時代だったのかもしれないと。読書中は京言葉でしゃべりそうになって焦りました(^^;
2015/07/21
調“本”薬局問悶堂
久しぶりに新選組の本を読んだ。高校時代、読みあさったな。 この本は女の視点から見た狼たちの話。だから自分が新選組と関わる女の気持ちになって読めた。 最初、朝の通勤で読みはじめたら官能小説かと思うほどで、朝から読むべきものか迷った。 最初の1編だけで後はそうでもなかったけど。 やっぱり魅力的な男たちだ。私が判官贔屓なのかな? 《2020年6月 登録》
2008/12/20
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