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浪花裏町人情通り (徳間文庫 634-1)

浪花裏町人情通り (徳間文庫 634-1)

浪花裏町人情通り (徳間文庫 634-1)

作家
難波利三
出版社
徳間書店
発売日
1988-02-01
ISBN
9784195984642
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浪花裏町人情通り (徳間文庫 634-1) / 感想・レビュー

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新地学@児童書病発動中

思わぬ拾い物。図書館の本の交換会で入手。難波 利三氏には直木賞の受賞者という知識しかなかったが、本書を読んでいいものを書く人であることが分かった。題名はセンスがないが、話自体は面白い。大阪の通天閣が見える街に住む人々の泣き笑いを描く連作短編集。「ヒツジの夜に」のように、どの短編も動物を含むタイトルになっているところが洒落ている。情緒たっぷりにならずに、抑えたセンチメンタリズムが心地よかった。

2011/01/08

カトさん

放送作家として有名な難波氏の佳作。 解説を読んで驚いた。当然なにわ出身なのかと思てたら出雲出身とは。 昭和の長屋を舞台にした人情もので時代錯誤な感が逆によい。なんてことない事で噺を転がす名手やな。

2020/03/24

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