ヒネモス・のたり氏は名探偵 (徳間文庫 く 6-12)
ヒネモス・のたり氏は名探偵 (徳間文庫 く 6-12) / 感想・レビュー
しーやん
面白かった。フランスを舞台に日本人ハーフの老画家とひょんな事から居候をする事になった日本娘との探偵話。 全7話の短編集ですが各ラストが印象的。解決までを描きません。外堀を埋めて確実に解決をする状態まで持ち込んで現地警察が「今から確保へ向けた作戦実行」と言う所で終わります。しかし全てが無事に解決したと分かる情景の描き方。初めて体験した推理小説かも。 都市伝説で良く聞く外国の服屋の試着室で神隠しに会い、闇ルートへ売られるお話も。もしや起源?って思ったけど初版は1990年だから違うな。コレも黒幕が逮捕されます。
2018/06/27
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