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天使のたまご (アニメージュ文庫 B- 8)

天使のたまご (アニメージュ文庫 B- 8)

天使のたまご (アニメージュ文庫 B- 8)

作家
押井守
出版社
徳間書店
発売日
1985-11-01
ISBN
9784196695493
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天使のたまご (アニメージュ文庫 B- 8) / 感想・レビュー

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えか

箱舟より放たれた鳥たちが一羽も戻ってこなかった世界。漂着した箱舟に一人住みつく少女は、夢を観るたびに一つの世界を水没させて、彼女の眼差しの終わる処が世界の果てでもあった。彼女はまた一つの卵を孵そうとしていた。いつか見た世界の終わりの光景を訪ねて、とっくに終わってしまった世界を旅している少年。そして、〈世界〉である少女と〈時〉である少年が出逢う。実態を無くした〈言葉〉の魚を狩る、影でしかない人々。そして、そのすべてを卵の中で夢見る鳥の雛。誰もいない町にふる雨。また一つ世界が水没する。果たして天使の正体とは。

2023/07/05

たまきら

中学生の時におこづかいで買った文庫を妹が何故か持っていた!すごいなあ、り~り~。この頃、天野さんが大好きでキマイラとかドキドキ読みました。

2017/08/04

乙郎さん

押井守監督のOVA作品「天使のたまご」のノベライズ(?)。天野喜孝のイラストブックといってもいいし、押井守の詩集といってもいいかも知れない。何となく退廃的な気分になりたい曇りの日にはこの本を取り出す。不安定な気持ちにさせる、けどすごく綺麗な天野喜孝の色づかい。聖書を題材にしているらしいけどよくつかめない暗喩。映像によるリアルな退廃感もいいが、この本にある幻想的な退廃感も素晴らしい。もしこれをすべて文章で表せたらどれほどだろう。いや、天野喜孝さんの絵を文章にするなんてどだい無理だけど。

2009/09/28

とんかつラバー

昔映像だけ見た時は全然分からん!って思ったのですが、こうして状況説明がつけられていると聖書由来バリバリでザ・押井守って感じ。今ではリトグラフが数十万する天野喜孝であるが、コメント読んだら泣けてきた。ベッドくらい置いてあげて😭

2022/01/09

いおむ

何度目かの再読。当時劇場でみて難解何だけど惹かれ、この本を買って読んで、ビデオが出たらまたみてまた読んで。折々に手にとってる作品。

2017/08/22

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