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小説 となりのトトロ (アニメージュ文庫)

小説 となりのトトロ (アニメージュ文庫)

小説 となりのトトロ (アニメージュ文庫)

作家
宮崎駿
久保 つぎこ
出版社
徳間書店
発売日
1988-04-01
ISBN
9784196695813
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小説 となりのトトロ (アニメージュ文庫) / 感想・レビュー

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クプクプ

この本は昭和16年生まれの宮崎駿の原作を昭和18年生まれの久保つぎこさんが小説化したようです。東京都と埼玉県にまたがる狭山丘陵を舞台にした物語です。映画ではサツキとメイが目立っていましたが小説では勘太が田舎の少年としてリアリティがあり、いい味を出していました。勘太の夏休みに毎日、山遊びし、夜があるのがもったいない、一日が昼ばかりならもっと遊べるのに、という部分がこの作品の地域性をあらわしていて特徴的でした。サツキとメイが住むお化け屋敷、トトロやネコバス、トトロに傘を貸した雨のバス停、七国山病院(つづく)

2021/02/25

chimako

これはみんなが良く知っているトトロのお話だけれど、みんなの知らない五月とメイのお話でもあるのです。アニメでは描かれなかった物語の向こう側や裏側も語られます。ご飯のしたくがうまく出来ない五月ちゃんもいるし、堪太の兄弟もいる。お父さんの買ってくるコロッケや五月やメイのおばあちゃんも。もっと生活感があって、少しかなしかったり寂しかったりする。夏休みはトトロの季節。アニメの楽しさは格別だけれど、等身大の五月ちゃんに出会うにはこの本がいい。

2014/07/08

ゆみねこ

アニメでお馴染みの物語。でも、こちらではサツキのお姉ちゃんとしての心の動き、お父さんのお仕事の話、カンタのお家のことも詳しく描いている。 何よりお母さんの実家のことまで。こちらも夏に読むのにピッタリでした。長女の私はサツキの気持ちに共感!

2014/08/25

BlueBerry

映画とはちょっと変わっていたけれど、これはこれで楽しかった♪

2013/09/05

Yu。

時は昭和30年頃の春、のどかな田舎の村に越して来たある一家の姉妹の成長の架け橋となる自然とのふれあいや心優しき村人達との交流、また謎の生き物との不思議な出逢いがこの姉妹はもちろん、我々読み手の心にも栄養を与えてくれるハートフル群像ファンタジー。優しいねえ‥ 温かいねえ‥ 心の充電をありがとう。。。ノベライズ感覚で手にしてみたのですが、ところがどっこい!開いてみたら所々細かな面で映像とは違うので見比べながら楽しむと尚一層お互いの良さを感じ取れます。…残念なのは物語の進行に対し挿し絵のタイミングが悪いこと‥。

2016/11/16

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