花の慶次―雲のかなたに (第1巻) (Tokuma comics) (トクマコミックス)
花の慶次―雲のかなたに (第1巻) (Tokuma comics) (トクマコミックス) / 感想・レビュー
白義
全ての漫画の中で、一番好きなものは?と聞かれたらこの漫画をおす、それぐらいに惚れた作品。豪快無比で不敵なまでに破天荒、実際に身近にいたら疲れるじゃすまないくらい迷惑だろうなあ、だがそれがいい!と言いたくなる前田慶次のキャラクター、後期戦国という最高の舞台に痛快なストーリー、どれをとっても原作の一夢庵風流記と甲乙つけがたい伝説的名作。一巻は特に若水絡みのエピソードが好き。決して派手ではなかった老兵の哀愁と慶次のそれに対する静かな敬意も表現されているところが、単なる陽気な少年漫画とは違う風情がある
2012/08/11
moririn
末森城の合戦で、若水の息子・陽水が一度逃げ出すも戻ってくる所の下りはうっかり涙してしまった。子供の頃に連載していたけど難しそうで読まずにいて、最近歴史が好きになり改めて読んでみた。いやー面白い。慶次かっこいい。臓物に吐瀉物に小便に、なかなかエグイ表現が多くて、逆にそれがとても痛快で面白いのだけど、今の週刊ジャンプではやっぱり載せられないかな…。
2011/02/22
meg
何回読んだかわかんないけど、 たぶん今後も何百回も読む。はず。
ドント
な、なんて気持ちのいい漢なんだ…………
2023/08/15
だまし売りNo
原哲夫『花の慶次 雲のかなたに』で知った言葉に「起きて半畳寝て一畳、天下取っても二合半」がある。飽食の時代のようなあくなき欲求は愚かしい。
2020/04/30
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