花の慶次―雲のかなたに (第2巻) (Tokuma comics) (トクマコミックス)
花の慶次―雲のかなたに (第2巻) (Tokuma comics) (トクマコミックス) / 感想・レビュー
白義
北斗の拳が涙の漫画ならば、花の慶次は笑顔の漫画である。二つの作品が根底から異なるというわけじゃない。どちらもその根底には哀しみがあり、北斗の拳の登場人物たちは堪えに堪えた静かな激情が涙となって流れ、花の慶次の登場人物たちは、哀しみが人間に根本からつきまとうものだと知っているからあえて微笑むのだ。それを原作者の違いに帰すこともできるかもしれない。そしてどちらにせよ、それを見事、一コマに芸術のように結晶化させる原哲夫の人間離れした画力が卓越していることにも変わりはないだろう
2012/08/11
だまし売りNo
原哲夫『花の慶次 雲の彼方に』は戦国時代から江戸時代にかけての武将・前田慶次郎利益を主人公とした歴史漫画である。傾奇者という言葉を一躍有名にした。隆慶一郎の歴史小説『一夢庵風流記』を原作とする。『週刊少年ジャンプ』に連載され、ジャンプ黄金期を飾る一作品である。
2020/04/30
みみずばれ
直球すぎるくらい直球の男気でできているマンガ。悪役はひたすらカッコ悪くヒーローはひたすらカッコ良く描かれる。中坊林太郎も同様だったのでこれが原哲夫の作風なのだろう。
2018/06/17
(^-^)v
やっぱりカッコイイ
2013/04/29
ユッチー
千利休が意外にも豪傑でイメージと全く違った
2012/05/14
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