花の慶次―雲のかなたに (第3巻) (Tokuma comics) (トクマコミックス)
花の慶次―雲のかなたに (第3巻) (Tokuma comics) (トクマコミックス) / 感想・レビュー
白義
利久との親子愛や京での暴れっぷりなど、オリジナルエピソードも冴え渡っているが、原作での利家との和解シーンを変形させて前半に持ってきたのは残念。漫画としての分かりやすさを優先か小説以上に利家が小物になりすぎで、この点は原作に劣っているところ。だが家康や利休との男気と闘志が飛び交うようなやり取り、揚げ屋での籠城シーンはオリジナルエピソードでありながら隆慶一郎らしさが出ていて、見事なものだと思う。ここからが本当に破天荒な冒険劇の始まりである
2012/08/12
だまし売りNo
命を張って筋を貫く慶次の美学は多くの読者を痺れさせた。その精神性は悪徳不動産業者と闘う消費者を描いた林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』とも共通する。「起きて半畳、寝て一畳、天下を取っても四畳半」という言葉を『花の慶次』で知った人も多いだろう。分譲マンション購入促進が景気回復になるという類の不動産業者にとって我田引水の主張への対抗価値になる。
2020/04/30
(^-^)v
感動した
2013/04/30
ユッチー
愛する父の死を経て、前田家に別れを言い出す慶次はかっこ良かった。ただ、水風呂に入らされた利家はちょっと可哀想w
2012/05/14
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