蘇州狐妖記: 幽黙奇譚 (TOKUMA NOVELS)
蘇州狐妖記: 幽黙奇譚 (TOKUMA NOVELS) / 感想・レビュー
madhatter
装画が坂田靖子氏だからということも大きかったのかもしれないが、このとぼけた感じが大好きだった。
鈍足君
図書館のリサイクルでもらった1994年の古い本。作者真樹操さんの経歴をネットで調べましたが、結局わかりませんでした。昔の中国を舞台とし、科挙浪人の秀才(と言っても直情径行の単純なヤツ)となかなか切れ者の仙狐の末裔が力を合わせ、身に降りかかる火の粉を振り払う話。漫画でも小説でもよくあるパターンのコンビの活躍。物語のテンポがよく、リラックスしてサラッと読めました。
2016/10/24
葉月あき
作者つながりで再読。仙狐一族の一匹と、ひょんなことから同居することになった青年が主役。悪徳役人の強請からわりと大騒動になっていくのに、最後までどことなくとぼけた調子を保っているのが楽しい。
2008/12/25
権三郎
1990年代、田中芳樹氏を中心に中国系ファンタジーや歴史小説が盛り上がった時期がありました。その時期に書かれたファンタジーですが、軽いタッチで楽しく読みました。
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