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陀吉尼の紡ぐ糸 (TOKUMA NOVELS)

陀吉尼の紡ぐ糸 (TOKUMA NOVELS)

陀吉尼の紡ぐ糸 (TOKUMA NOVELS)

作家
藤木稟
出版社
徳間書店
発売日
1998-01-01
ISBN
9784198504090
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陀吉尼の紡ぐ糸 (TOKUMA NOVELS) / 感想・レビュー

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たち

少し、京極夏彦さんの雰囲気がありますが、京極さんより、ずっと読みやすかったです。朱雀十五のキャラが際立っていて、大いに楽しめました。吉原という場所も、昭和初期という時代も独特で、まるで現世と異界をさまよっているように感じました。面白かったです。

2017/05/23

そのぼん

『バチカン奇跡』のシリーズがヨーロッパの雰囲気なら、この作品は大正から昭和の日本のレトロな雰囲気が特徴でしょうか。本格推理というよりは、摩訶不思議な雰囲気を楽しみました。

2015/09/05

藤月はな(灯れ松明の火)

なんだかすごい作品に出会ってしまいました・・・・・。主人公の無自覚な鈍感さに苛付きながらも朱雀さんのなかなか愉快な性格に面食らいつつも惹かれてしまいます^^京極堂シリーズに出てきた事柄の新解釈には目から鱗が落ちてばかりでしたし、その時代の不穏でどこかしら愉快な空気もよかったです。ただ、残念なのは以前、読んだ近代小説事典で真相を知ってしまったことでした(泣)

2010/08/18

夏子

ずいぶん前に読んだ物を再読。殆ど内容を忘れてましたが昭和初期の雰囲気が大好物なので大いに楽しめました。

2017/02/27

moke

楽しかった!バチ官からこちらに流れてきました。どうやってこれを本格として終わらせるのだろうかと思っていたが、全てきれいに収まった。が、私の本格区分には入らず、広義の意味のミステリー。面白いので文句無し。本で一番大事なのは面白い事。途中は柏木くんと共に私も異界を彷徨った。特に海のシーンはとても良かった。吉原のシーンは艶やかで切なくなるほど。朱雀が言った「綺麗かい」は泣きたくなった。柏木くん、「陽気なやつでも聞こうよ」

2015/05/04

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