大年神が彷徨う島 (TOKUMA NOVELS)
大年神が彷徨う島 (TOKUMA NOVELS) / 感想・レビュー
たち
横溝正史の世界のようで、読んでいて、なんだか懐かしい感じがしました。古い因習にとらわれた孤島に住む人々の闇はどこまでも深く、おぞましい限りでしたが、何より大年神の正体が驚きでした。
2017/09/27
マーチング
バチカンも読んでるから、なんとなーくトリックも想像がつくような。まあ、全然違ったりもするわけですが。「結論を出すのは、本当にその正体が見極められた時だけでいい」っていう朱雀さんの言葉に、なんとなく心が軽くなったり。
2014/03/28
ウンティ@十五夜の読書会
犯人探しという意味では結構早くにわかってしまった。トリックも一部はやっぱり~って。朱雀さんが出てくるまでがいつも待ち遠しくてしかたないのだけど今回は律子さんが序盤から登場なので楽しかった。ようやく探偵事務所の体裁確立?ってか。
2013/07/10
雫めろん
前巻の館ものに比べるとわかりやすい作品だと思います。トリックとか細部までとはいかなくてもいくつかはわかるものがありましたし。この作家のはバチカンシリーズも読んでいますが、外国を舞台としている作品よりやはり日本が舞台のこのシリーズの方がジメっとしていますね。
2012/11/17
シエル
私だったら腰が抜けてそうな様々に果敢に立ち向かう律子はスゴイ。朱雀はあんな遠くまで速攻駆けつけるし、毒舌だけど身内を大事にする人なんですね。それにしても、サァカス上がりの律子でさえ道中苦労した山道なのに、朱雀はどうやって辿り着いたのでしょうか?やはり後木が運んだのかな?河原からの撤収では抱き上げられてましたものね。話もわかり易かったし小ネタ(笑)でも楽しめた作品でした。
2012/06/18
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