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上海幻夜 七色の万華鏡篇 (TOKUMA NOVELS 朱雀十五シリーズ)

上海幻夜 七色の万華鏡篇 (TOKUMA NOVELS 朱雀十五シリーズ)

上海幻夜 七色の万華鏡篇 (TOKUMA NOVELS 朱雀十五シリーズ)

作家
藤木稟
出版社
徳間書店
発売日
2001-08-01
ISBN
9784198505387
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上海幻夜 七色の万華鏡篇 (TOKUMA NOVELS 朱雀十五シリーズ) / 感想・レビュー

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Yuna Ioki☆

1527-223-54 ☆メイ探偵祭№10☆ 朱雀十五シリーズ第六弾。ほとんど朱雀出てきません(¯―¯٥)朱雀の父母を取り巻く世界のストーリー。

2016/06/30

たち

1910年から1930年の上海が舞台です。作者曰く、「この時代って滅茶苦茶面白いんやもん」との事です。確かに、色々な国が欲望と阿片にまみれ、混沌としていましたね。そんな時代に生まれた、朱雀十五のルーツともいえる物語ですが、実際、十五が登場するのは、最後の一話のみでおまけにまだ五歳です。ですが、生きるためなら何でもやった貧しい人々の生き様は、切なく悲しいですが、面白くもありました。

2017/08/21

藤月はな(灯れ松明の火)

動乱の最中、朱雀氏の両親の馴れ初めや第一作目からの重要人物である東氏の再登場、世界史や日本史用語にニヤリとし、貪欲に欲望を糧にして生きる人々が魅力的に見える短編集。まだ、目が見えていた朱雀さんが幼いながらもシニカルで聡明な子供だったのは上海で様々なことを見てきたからなのですね。短編の題名が色に因んでいるため、本当に毒々しいほど鮮やかな万華鏡を覗いているような錯覚を持ちました。作者の「1910~1930年代は面白い」という言葉には頷いてしまいます。

2011/04/04

マドリン

読み始めて途中で短編集だと気付いた。 混乱の清朝末期が舞台。阿片の煙が漂ってきそうないかがわしい短編集。グロテスクな中に人間の欲が入り交じる。 宦官とか纏足とかちょっと怖いけど覗いてみたい世界を垣間見ることができます。

2020/05/03

マーチング

今までグロ系の描写は大丈夫だったのに、今回は本当に「おおっと」となってしまった。顔をしかめながら読んでしまっていたし。痛い痛い。全体的に埃っぽくてざわざわしてて、雑然とした感じ。

2014/04/26

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