忌品 (TOKUMA NOVELS)
忌品 (TOKUMA NOVELS) / 感想・レビュー
ヒロくま
暑くなってきたので怖そうな短編集を読んでみる。理不尽あり因果ありのお話しに、いわく付きの品々がそれぞれ気味の悪さを引き立てているよう。ヒンヤリくる怪談話。
2014/07/15
にゃんころ
「道具」に秘められた魔の力を題材とした短編集ということで、太田忠司作品としては異色だと思います。8編の短編が収録されており、それぞれ雰囲気があって面白かったのですが、最後の書き下ろし「手紙」は個人的に無い方が良かったような気がします。全体として薄く感じるのは短編集なので仕方ないのですが、やはりこの方は長編作家なのかなと感じたのは正直なところです。
2009/08/17
5〇5
あらまあ、これは好みだわぁ。遺品である眼鏡、口紅、靴といったモノにまつわるホラー短編だけど、怖いのは、それらを通じて異界に引きずり込まれちゃうとこね。一瞬で別の情景が見えてくる。楽しめたわよぅ。
2021/08/08
はーこ
久々あっさりホラーが読めたかなと。携帯電話はオチが分かってしまってたけど面白く読めた。一番は万華鏡かな。他の短編にはない美しい表現が素敵。ホームページは世にも奇妙な物語とかにありそうな話。
2015/10/14
わか
題名で思ってたのとちょっと違った。不思議なホラー。
2019/01/16
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