KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ4 (TOKUMA NOVELS)

沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ4 (TOKUMA NOVELS)

沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ4 (TOKUMA NOVELS)

作家
夢枕獏
出版社
徳間書店
発売日
2007-08-01
ISBN
9784198507565
amazonで購入する

沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ4 (TOKUMA NOVELS) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Dai(ダイ)

この本の一行目を書き始めたのが1987年で書き終わったのが2004年。17年かけて書き上げられた大作である。そして今2014年。27年前の大作を数日で読みきってしまった。作者いわく、「ああ、なんというど傑作を書いてしまったのだろう。」う~ん、確かに「ど」は抜きにしても傑作であった。獏さん話がデカイからね~。でも、本当にスゴい話だと思う。さぁ、次は早く「餓狼伝」と「キマイラ」を書き上げておくれ!こちとら何十年付き合って来てると思ってるのだ!こっちが先にくたばっちまうわぃ!

2014/06/05

FUJI燦々

随分昔にSFアドベンチャーで見かけた作品はこれだったのか、、、まさかこんなに年月が経って読む事になるとは思わなかった。いろいろな悪行に関与する人物も描かれるが、この作品の中ではどの人物も何か愛おしく感じる。空海目線もあってそう感じるのかもしれないが、普段においても全ての人に対してそのような見方ができる人物になれたらいいなぁと思うようになった気がする。良作だと思う。

2018/10/07

Gulico

樵嫁ってどうなったっけ?見落としたかな? 最後のオールキャストでの宴のシーン、空海が唐を去るときのラストシーンとかは情景が目に浮かぶように美しかったです。 また、話が進むにつれて明らかになってくる登場人物たちの胸の内は、人間が完璧足り得ない存在だからこその美しさや哀しさを感じました。おススメいたします。

2009/07/21

Unir

面白かった。途中はどうなるものかと思ったが後半になって物語が盛り上がり、きちんとけりがついたのが気持ちよかった。空海はすごすぎ。

2009/08/22

ohion

読み終わってしまった。映画化を機会に読み返した全4巻。07年の初版。楽しんで読んだ。話が進むにつれ、昔語りが多くなり、必ずしも空海の活躍というわけではなくなってきた。とはいえ、空海がいればこその昔語り。胸熱くなる哀しい物語を読み終えてしまった。

2018/01/18

感想・レビューをもっと見る