九十九81悪剣傳―殉死も悪いもんじゃねぇ (トクマ・ノベルズEdge) (TOKUMA NOVELS Edge)
九十九81悪剣傳―殉死も悪いもんじゃねぇ (トクマ・ノベルズEdge) (TOKUMA NOVELS Edge)
- 作家
- 出版社
- 徳間書店
- 発売日
- 2008-12-18
- ISBN
- 9784198508135
ジャンル
九十九81悪剣傳―殉死も悪いもんじゃねぇ (トクマ・ノベルズEdge) (TOKUMA NOVELS Edge) / 感想・レビュー
sin
語り手の最期から始まる物語…描かれる主役は超絶無双の御家人!スタイリッシュに纏められたハチャメチャな世界?キャラ造りが読者におもねるかのような農民メロスの弄られ方と、反する神秘性?まるで行き当たりばったりなアニメの世界観?一国の終焉に向けてサムライの選んだ強硬手段は、果してその王が望んだとは云え余りにも独断的で目に余る。この場面、この勇姿を念頭に書き進めたと推察するが、作者 スタイルに拘泥しすぎでクールの履き違いか?
2019/09/19
たぶ
数年前に購入したものを再読。特徴のある言葉遣いと、世界観に慣れるまでは違和感があるが、ストーリーそのものは単純明快で爽快感があるとさえいえる。しかし読後感はあまり気持ちのいいものではない、もやもやとしたものが残る感じ。これが売れたらシリーズ化しようと思っていたのかどうかはわからないが、各所に含みのあるストーリーであり、できれば続きやこの世界観での別の話が読んでみたい。帯の文句がちょっとセンスがないなぁと思うので、帯は無視して興味のある人はとりあえず読んでみてほしい。生々しい気持ち悪さを味わえる一冊。
2013/08/07
寒上ぺそぎん
[電本]世界観だけ見るとそこらのラノベにあってもおかしくない感じではあるが、文体と描き方が“そこらのラノベ”レベルではついていけないレベルであろうか。表紙とあらすじで買ってみたが、冒頭を読んだ時点でその独特さに引き込まれた。ある評には「読む人は選ぶ」と書かれていたが、全くもってその通りの、かなりクセのある作品。文体もキャラも物語の〆方に至るまで、ダメな人はダメかもしれんなー、と思った。自分としては、あのラストはむしろ好みですけどね。ヌルい作品ではできない〆方してるだけに。
2012/10/27
荒野川環
数年前に買って積んでいたものを読了。読み終わって、すぐに読まなかったのは勿体なかったかもしれないと後悔。舞台は和洋混合の仮想の日本という感じ。漢字に英語をひらがなで振ったり、台詞回しにしても独特で、こういう癖のある文体は好きだ。そこに慣れればすいすい話は読めていける。さっぱりと話は終わるが、すっきりとした話ではない。しかも謎めいた主役の秘密は明らかになっていない。シリーズ化してないのが残念。続きが読みたいと素直に思う。
2013/12/04
ふぃー
ルビが極めて読みにくい。主人公を好きになれずに読み終えてしまった。
2011/10/21
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