黎明の書 巻之弐 荒れ野を越えて (トクマノベルズ)
黎明の書 巻之弐 荒れ野を越えて (トクマノベルズ) / 感想・レビュー
藤月はな(灯れ松明の火)
ラウルは思慕と主従が主なのに対し、イオアンは「縛り付けてでも傍にいてほしい」、「ラウルが死んだら自分も死ぬ」と完璧に執着しています。そして「貴種と人間の間に対等な関係は生まれえない」のではないかと疑ったイオアンがアアダムとの会話での反証で「貴種と人間に対等な関係は生まれ得る」と気づくのが印象的でした。想いの違いにこれからが不安になります。そして先入観無しの第一印象程、頼りになるものはないのにラウルよ、なぜ、ついていく。軽挙妄動にイライラが募る中、数年で互いに信頼しているシジマ達とハイドリッヒの男前が救い。
2013/05/02
RIN
シリーズ第2作。”少年少女は荒野を行く。どこへ向かって?”といった感じかなぁ。巧い作家さんだから、読み始めれば先が気になりついつい読みふけってしまう篠田真由美さんものなのだが、その、「読み始める」になかなか・・・^^;。既に第5作まで出てるのだが追いつくのはいつのことやら。。。面白くないわけではないのだが、なんというか、勢いみたいなものが希薄。もしかして篠田さん書くことに飽いてる?と思わなくもない昨今の作品群であったりする(あくまでも私の想像です)。
2016/10/22
しましまこ
仔犬チームが危なすぎてイライラするよ。早く女子チームのターンにならんかな。
2019/09/11
Lumi
1巻よりも先の読めないドキドキハラハラな展開で楽しい! ラウルとイオアンのお互いを大切に思い合う気持ちに感動して泣きそうになりました。
2017/09/19
ちゃちゃ
少年たちも少しずつ成長してきていますなあ。頑張れ。今回は強力な助っ人が登場してよかったです。心強いですね。それから,アイーシャとのこんなに早い再会は予想していなかったので,嬉しかったな。きっと,すぐにまた会えるね。
2014/01/18
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