夜のオデッセイア
夜のオデッセイア / 感想・レビュー
GaGa
初期の船戸作品なだけあって、壮大なスケール感はないものの、これはこれでなかなか面白い。アップル・ビリーとオレンジ・ビリーの件などは、この作者にしては珍しいくらいのユーモアがはまっているかと思う。気軽に楽しめるという意味では今までで一番かも知れない(傑作とは言わないが・笑)
2012/04/11
つちのこ
1981年の初期の作品。 隠された2000万ドルをめぐって、八百長試合のボクサーとその別れた恋人、トレーナーと混血の少年、そしてレスラーくずれの二人のジョーがおりなす冒険行。 久しぶりに楽しい小説を読んだ気がする。これはおそらく船戸の作品では傑作だと思う。ベスト3を決めるなら、今のところ、1位『蝦夷地別件』、2位『砂のクロニクル』、3位『猛き箱船』、次点『炎流れる彼方』、『山猫の夏』といったところだが、次点の一番目に入れてもいいぐらい。まだ読後感爽やかな余韻が残っている。
1999/11/21
おふねやぎっちらこ
船戸与一はおもしろい、すぐ読んじゃった。
2001/08/26
miyamo
〇
2011/10/10
takeshi3017
船戸作品にしては壮快感溢れるカラっと陽気な作品に仕上がっている。以下に詳しい感想があります。http://takeshi3017.chu.jp/file3/neta10107.html
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