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漂流街

漂流街

漂流街

作家
馳星周
出版社
徳間書店
発売日
1998-09-01
ISBN
9784198608989
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漂流街 / 感想・レビュー

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まーしゃ

再読。日系ブラジル人のマーリオは日本で成功を夢見て来日するもしがない風俗の用心棒的な事ばかり…そんな生活に嫌気を刺し一発逆転で祖国ブラジルに帰ろうと企むが… マフィア、ヤクザ、暴力、ドラッグ、セックスと結局はどうしようもない結末なんだけど…馳星周らしい作品。 三池崇史監督で映画化もされている。

2017/09/23

puu

久々の馳星周。この作品、初読だっけ?と思うくらいいつもの馳星周。 救いがない、いつもの展開。不夜城から全く変わってないな。でもそれがいいんだよなぁ…。これがノワールだ!!って全力で推したくなっちゃうんだよ。まぁでもかなり読者を選ぶような小説ではある。定期的に馳ワールドに浸りたい。

2018/04/03

そうたそ

★★☆☆☆ やってることはいつもの馳作品と同じなのに、どうにもキレが悪い。終始ドンチャカやっているだけで、ストーリーに波や見せ場がないからか。長さに釣り合うほどの面白みがこの作品にはなかった。

2020/08/28

タナー

「夜光虫」に続いて、今作もまた再読。本書が刊行されたのが1998年だから、20年ぶりくらいになるのだろうか。この時期の馳作品全てにみられる絶望と破滅、スピード感がたまらない。デビュー作「不夜城」は映画も観たが、いまひとつだったような記憶が....。「夜光虫」や「マンゴー・レイン」と同様に今作も、映画化されたものを観てみたい。終盤の銃撃シーンは特に圧巻。ジョン・ウーの映画のような迫力がある。しばらく馳作品にハマりそうな予感。 

2017/10/24

dapiko

馳星周さんの作品はなぜだか惹きつけられる。この本も暴力、性、金が渦巻く長編だ。馳星周さんの作品はほとんどハッピーエンドにならないことが特徴だから心構えていたら、こんな方向に転がるアンハッピーな結末なのかといい意味での裏切りを味わった。

2020/02/05

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