KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

死して残せよ虎の皮: 浅井長政正伝

死して残せよ虎の皮: 浅井長政正伝

死して残せよ虎の皮: 浅井長政正伝

作家
鈴木輝一郎
出版社
徳間書店
発売日
2000-07-01
ISBN
9784198612061
amazonで購入する

死して残せよ虎の皮: 浅井長政正伝 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

MamaxKoko

感動した!元々浅井長政が好きなのだが、この本を読んでもっと好きになった。史実とは異なる部分は多少あるだろうが、完成度は高いと思う。何より多くの方に浅井長政の生き様を見てほしい!政略結婚で出逢ったお市との愛と絆、信長との愛憎。長政と信長は考え方がまるで違う。息子に「人」を信じ愛せと説いた長政に対し「人」を愛さず信じるなと説いた信長。長政は信長に戦では負けたが人として父親として勝利を得たに違いない。長政は残された者達にしかと虎の皮を残しただろう。

2011/02/09

nooon

なんとなくしか知らなかった浅井長政。始めの信長との衆道の愛にビックリしましたが、何とも魅力的な人物でした。信長との対比も面白い。短命な人物でしたが、もっと浅井長政の活躍が見たいと思い読み終わるのがもったいないくらいでした。「人生最良の日、それは明日だ」最後にそう言い切った長政、息子の万福丸が言った「わが父は、最高の男にございます。」信長に敗れはしたものの、その浅井の血は江によって徳川将軍にまで受け継がれ、本当にかっこいいです。

2013/07/21

Waka

しみじみと読んだ。図書館本でなければ線を引きたい箇所がたくさん(古本買おうかな)。2箇所だけ奇妙なところがあった(市が長政以外の男は知らないと信長に言ったあとで、輿入れ時市は処女ではないと書かれた箇所。織田に生け捕りにされた武将がのちに浅井家中、陣中に何度も登場している点)が、それ以外は特に。浅井長政正伝とあるので、もう少し織田より浅井を描いてほしかった。時代の評価、後世の評価はしょせん他人によるもの、自身の価値観に妥協するかまっすぐ生きるかがすべてだ、と改めて思った。

2019/04/03

KシタTペイ

http://blogs.yahoo.co.jp/docomo3850/30453507.html

2012/11/03

yukko69

浅井長政と言うとお市の方の最初に嫁いだ相手としか知らなかったので、少し興味があり読んでみた。信長中心の本ではそんなに詳しく扱われていない所がよく解った。やっぱり自分は信長びいきだなと実感した。

2012/09/27

感想・レビューをもっと見る