教養
教養 / 感想・レビュー
nakagawa
小松左京氏との二人の学者の対談。三島由紀夫やクラーク、幼年期の終わり、生物学、遺伝学、司馬遼太郎などどちらかというと理系寄りではあるが様々なことを対談している本。まさか三島由紀夫が、この本で出てくるとは読んでいる間には思わなかった。少し時間が空いた時などに気軽に読める本
2017/09/02
えんじ
だいぶ前に読んでいたのを、鹿野司氏が亡くなり、高千穂氏が話題にしていたので手に取りました。さすがに内容が古い。例えば、同性愛についての理解も、数周遅れている。
2023/08/23
タキタカンセイ
先ごろ亡くなった鹿野司さんを追悼する意味もあって読みました。真面目な導入部から話しがどんどん膨らんで極端になっていくのが面白く楽しい。高千穂さんがボケ役に徹していて、そこに小松さんが大きな話を被せて、鹿野さんが冷静にツッコむ、というトリオ漫才みたいな本。「小松さんの前向きさには根拠がない」という鹿野さんの言葉に深く頷く。電子書籍で良いから再版して欲しいものです。
2022/11/20
inaryoXD11
小松左京氏の教養を思い知る本。高千穂遥さんがいじられ役となり、引き出しています。 SF者ならではの、SF者にしかできないものの考えは、とてもスケールが大きく、今問題視されていることは本当に問題なのか、何が問題なのかと、20年前の本を読みながら、今と未来のことを思います。最後は死についての議論ですが、宇宙についての期待になっちゃってます。人の死なんて超越してしまっています。
2020/08/13
takahashi
やっぱりこの人は思考のスケールが違うなあ・・・。地球に優しいとかECOとかくだらないこと口走ってる人に読ませてあげるといいかもしれません。
2008/05/05
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