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ルー=ガルー ― 忌避すべき狼

ルー=ガルー ― 忌避すべき狼

ルー=ガルー ― 忌避すべき狼

作家
京極夏彦
出版社
徳間書店
発売日
2001-06-23
ISBN
9784198613648
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ルー=ガルー ― 忌避すべき狼 / 感想・レビュー

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優希

ハードカバーで再読です。近未来SFという設定で描かれている世界はリアルコンタクトが欠落している世界でした。法律における偶発的必然性が満ちあふれることで整然とした空気が感じられます。監視されるのが当たり前の中にいることが生きる意味につながるのかなどは考えさせられますね。ある意味でここに描かれている世界が今現代に通じているところもあり、恐ろしさを感じます。携帯やタブレットが当たり前の時代もやはりリアルコンタクトが欠落していると考えられるので。

2017/07/04

勇波

単行本にて再読です。仕事でストレスが溜まった時に何故か無性に読みたくなります。登場人物の少女達を榎木津一味に当て嵌めて勝手に妄想して楽しめます。牧野⇨関口、都築⇨榎木津、麗猫⇨木場ってな具合に。歩未+雛子⇨中禅寺でしょうか?皆さんはいかがです? この物語のお気に入りシーンはビル(ある意味これも魍魎の匣では…)への突撃の場面。中でもクラッシャー美緒の『足場が悪いからここは壊さないぞ』のセリフ。なんだか笑えます。。笑えないのは本の装丁★

2015/08/23

アマニョッキ

ずっと読みたいと思っていたところ、21歳のうら若き乙女が貸してくれました。まず小岐須さんの表紙にテンションあがる。なかのイラストや別丁扉もすごく凝ってるなと思っていたら装幀は祖父江慎さん。さらにテンションあがる。話もめちゃくちゃ面白くて、寝る間も惜しんで読みたいくらいなんですけど、いかんせん重いのです…(物理的に)しかし20年も前にこんな話書いていたなんて京極さんやっぱり天才ですね。

2020/01/17

ミンティア

近未来の日本(?)の話。前半はややページを捲る手が遅かったですけども、後半からはぐいぐい読み進めることが出来ました。 テーマが深く、中々考えさせられると共に、キャラクターも魅力に溢れていて読んでいて楽しかったです。京極夏彦が「少女」を描くとこうなるんだ~、と少し嬉しくなりました。そんなキャラの中で好きなのはやっぱり美緒かなぁ。天才少女美緒の活躍が一番ページを捲る手が早かったと思います。 アニメ映画にもなっており、続編も出ているので機会があれば手を伸ばしてみたいと思っています。面白かったです。

2013/12/18

まいっ♪

ものすごく奥が深い物語だった。全体を通して面白いけど後半からは俄然面白くなった。長い時間かけてじっくり読めました。。

2010/12/16

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