火垂るの墓 (スタジオジブリ絵コンテ全集)
火垂るの墓 (スタジオジブリ絵コンテ全集) / 感想・レビュー
モリータ
◆2001年刊。『火垂るの墓』の絵コンテ集。百瀬義行(レイアウト・作画監督補佐)、近藤喜文(キャラクターデザイン・作画監督)、保田夏代(作画監督助手)が描いたもの。映画の演出の理解のみならず、原作と映画への橋渡しという意味で大変重要であり、論じるには必読。◆それぞれの絵についての説明(カメラワークやキャラクターの動き、心理状態など)が興味深い。例えば;1-23の「清太、母親のように節子の防空頭巾一寸直したりホコリはたいたりして(さりげない動作、身についているしぐさ)」 高畑の重視した日常動作の中に(続
2023/11/26
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