共犯マジック: FORTUNE-BOOK MYSTERY
共犯マジック: FORTUNE-BOOK MYSTERY / 感想・レビュー
ミーコ
初読みの作家さん。司書さんオススメの所に有ったので間違いないだろうと思い、読んでみました。物語に入って行くまでに少し時間が掛かりましたが、本当に有った事件も絡めてあり、「フォーチュンブック」を買ってしまったばかりに不幸を呼び寄せてしまう・・・ こんな不吉な本 絶対要らない❗と思いましたが 中々面白く読めたので 他の本も機会が有れば読んでみたいです。
2016/04/11
あつひめ
フォーチュンブックが悪意の渦に引き込んでいったのか、もともとの心の中に潜んでいた悪が顔を出したのか。フォーチュンブックを手にした若者たちが次々と不幸の穴に落ちていく。プロローグ・原点から始まり共犯マジックまでストーリに含まれている不幸の色がグラデーションのようにどんどん濃くなっていく。日本国民を揺るがした事件を取り込みながら北森さんの人物設定と展開で物語が膨らんでいく。これ以上書くとネタバレになったら大変だからこのへんで。
2013/01/06
Yuna Ioki☆
511-142-12 北森鴻作品初読。おーっ、そ~つながるか!!!と思いながら一気読み。リアルに起こった事件にうまく絡めて、もしかしたらそういう真相だったのかも?とか思わせる。他の作品も読みたくなったよ(ノ´∀`*)
2014/04/22
星落秋風五丈原
暗い未来のみを予言し多くの自殺者を生んだ占い書フォーチュンブック。「エピローグ」1967年蜷川哲治がバイトしている書店でその本を入手した七人の男女は運命の黒い糸に操られる。篠塚英助、愛川晶、北条幸江、竹内初江。戦後の重大事件を背景に描かれ、各編が個々に完結しながらも最終的に戦後犯罪史に潜む脅威のミッシング・リングにたどり着く。
2003/08/17
み
今月分の北森さんの作品。いやぁ~怖いわ、ぞぉぉぉ。凶のみのフォーチュンブックが基に連鎖しまくり。あたしは占いは自分に都合のイイ解釈しかしないも~ん。学生の時の手相占い結果の、三回結婚するってのはどうなったんだろ?
2015/01/25
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