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クラッシュ

クラッシュ

クラッシュ

作家
馳星周
出版社
徳間書店
発売日
2003-08-26
ISBN
9784198617172
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クラッシュ / 感想・レビュー

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ミーコ

馳さん4冊目ですが、今までは犬の話で読後感も良かったのですが、今回は全く作風が違い救いの無い話が殆どで どれも主人公がクズばかり…。最後の話は、この後が気になります。

2020/11/09

そうたそ

★★★☆☆ 短編集。重厚な馳作品も良いが、たまにこういう軽いのを読むのもさっぱりしていて良い。短編であっても根底にあるのは、クスリとかオンナだとかであり、長編と変わらない。どれもあっさりしており、これで終わり?という感じもあるが、ある意味では長編に比べてより生々しい夜の人間たちの姿が描かれているのかもしれない。やりようによれば、どうにでもなったのに、抗えずにずるずると黒い世界に飲み込まれていくような。

2020/08/26

Good Tomorrow

馳星周さん、初期から中期作品の短編小説8編。歌舞伎町、池袋、渋谷界隈に集まる若者たちの行き場のない衝動、負の感情が性と暴力で描かれる。中期作品になると、性描写や暴力表現は控えめで、登場人物の苦悩が伝わる行動が多くなる印象でした。共感できるような人は出てこないし、現実世界で身近に聞くような話じゃないからなのか、ノワール小説というか馳星周さんの本、無性に読みたくなるときがある。

2021/03/22

村山トカレフ

いつ頃なにゆえに購ったのか、私の海馬からは一切の情報を引き出せなかった。長年積読され続けてようやっと手に取ってもらえた本書。このたび目出度く読了。しかし、残念ながら愛でたい内容ではなかった。救いのない短編集。どんよりとした救いのない内容なのだが、如何せんリアリティに欠けるのが却って救い。各章読了ごとに「で?」感に苛まされる。これ、最終章で各章の登場人物がリンクすれば面白かったとは思ふ(シロウトのムセキニンでテキトーな戯言)。その最終章なんぞ、チープな走り屋の物語で思わず失笑。ある意味クラッシュな本ですたw

2018/11/08

Kanegon

切ない短編集。読後感は。。。☆3.0

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