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プロセス・アイ

プロセス・アイ

プロセス・アイ

作家
茂木健一郎
出版社
徳間書店
発売日
2006-01-01
ISBN
9784198621032
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プロセス・アイ / 感想・レビュー

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うめけろ

主人公が追求したいことは何となく分かりましたが、全体的に抽象的すぎて、その部分が不満でした。前半に断片的に書かれているスペラティブやそれに関わる登場人物も、一部は後半のとある場面とリンクしますが、それが物語全体からみるとそんなに重要でもなく、消化不良。頭がいい人なので、意識的か無意識にか、必要以上に難しく書こうとしている文章も僕には少し合いませんでした。要するに、サブストーリーも文章運びも「必要さ」があまり感じられなかったということです。根幹は面白いんですけどねえ。他の作家さんが書いたらどうなるんだろ。

2012/11/14

スケキヨ

著名な茂木健一郎氏が書いた本。「へー脳科学者が小説書くのか」と思い手に取りました。「脳というただの物質に何故心は宿るのか」という題材を「科学的」「哲学的」など様々な角度から追及し、苦悩し、思案した物語。「どうして私は私としてここに『いる』のか。どこから来て、どこへ行くのか」いつか脳科学的に解明される日は来るのだろうか。もう脳科学はこんな水準まで来ているんですね。正直、驚きました。精神と科学。どこまでも相容れない二方を融合?させた地を目指している。すごい。

2010/04/22

rubix56

未読

2014/07/29

Ranko Taguchi

80

2009/05/01

mejiro

脳科学者が書いた小説ということで興味深く読んだ。ストーリーは後半から大味になっているが、経済、脳科学、宗教など個々の話はおもしろかった。釈迦は本当に解脱したのか、肉体という牢獄とキリスト教の原罪の話について、脳科学の視点からもっと詳しく知りたくなった。

2013/12/18

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