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食物のある風景

食物のある風景

食物のある風景

作家
池波志乃
出版社
徳間書店
発売日
2007-03-01
ISBN
9784198623029
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食物のある風景 / 感想・レビュー

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ドナルド@灯れ松明の火

初志乃さん。旦那の舌の影響もあり、かなり舌が肥えていると感じた。文章の書きっぷりが潔くて読んでて小気味良い。ちょっと沖縄料理に傾倒しているのか、沖縄料理の話が多いが、しかしよく知らなかった沖縄料理に詳しくなって良かった一面もあった。お薦め

2019/08/05

kuukazoo

お名前しか知らなくて(中尾彬の奥様ということも知らず)女優さんの書いた食べものエッセイかーと軽い気持ちで手に取ったら、古今亭志ん生が祖父、金原亭馬生が父という落語家の名門に生まれ、とあって驚き、谷中千駄木など馴染みある地名も出てきて引き込まれて読んでしまった。幼少の頃のお正月のことなどを噺家の口調で書いているものもあってユニーク。沖縄の”ぜんざい“や野菜、料理についての章もかなり詳しく興味深かった。

2023/10/07

relaxopenenjoy

アンソロジーお弁当より。読みたい登録消化。中尾さんの奥様ということしか知らなかったですが、谷中育ち、祖父、父とも落語家の江戸っ子。3姉妹の長女ということで勝手に親近感。お酒もお好きなよう。とにかく粋で姉御肌なイメージだった。東京會舘のお祭りのことは、どこかで聞いたことあると思ったら、「小さいおうち」だった。ご主人のことを「亭主」と呼ぶのも粋である。沖縄の食材や泡盛は馴染みがないけれど、奥深い世界を知ることが出来た。ぜんざい食べてみたい。挿絵はご本人、書はご主人による。

2020/03/09

春風ヒロ

昔ながらの江戸っ子の食卓というか、その雰囲気が伝わってくるようなエッセーだった。

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