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D列車でいこう

D列車でいこう

D列車でいこう

作家
阿川大樹
出版社
徳間書店
発売日
2007-05-01
ISBN
9784198623296
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D列車でいこう / 感想・レビュー

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とも

★★★★★ひとことで言えば、企業再生物語。ただし、そんじょそこらのありきたりではない。この手の小説によく見られるのは、面白くしようとするが故にリアリティのない夢物語となるか、逆に非常に現実性を重視するあまり説教じみた面白みのないもの。比べて、このD列車のバランスはすばらしい。兎に角、現実的である。しかしながら、あくまで小説としてのエンタテインメントは損なっておらず、なにより明るい。知識・経験レベルの高さ、作家として力量、人間性が醸し出された一級の作品であった。

2014/02/08

Tomokazu Kumada

1年後に廃線が決まっているローカル鉄道を救う為に、山花鉄道と全く関係ない「銀行支店長‐河原崎」・「河原崎の部下で才色兼備のキャリアウーマン‐深田」・「鉄道マニアのリタイア官僚・田中」の3人が立ち上がる。50年間1度も黒字になったことがない山花鉄道、民営化後、経営努力により削れる所は全て削って日本一の経営をしているのに黒字にならない鉄道を、どうやって黒字にし最終的には山花鉄道存続へと持っていくのか?考え・リサーチし交渉してアイデアを実現させ、時には落ち込みながらしかし諦めずに前へと進む物語。

2012/11/09

あられ

爽快でした。好きなものを守ろう、とアイデアを出し、どんどん行動していく3人が生き生きしていて、うらやましい。ときに、へこむこともあるけれど。大人が本気だしたら、これだけのことができる、と勇気がでてきた。いいお話だった。

2010/07/18

カープ坊や

かつて通学にも利用していた 広島可部線が モデルということで ワクワクしながら読み始めましたがウ〜ン!残念! 今年始めにも乗車した私の知っている可部線とは全く違うものでした。 しかしながら物語としては最高に面白かった。 まさに『ドリーム』 アマチュア運転手のシーンでは涙が、.........!

2013/04/16

らすぷ~ちん

こうゆう前向きな話はおもしろい。ちょっぴり経済小説っぽいところもある。表紙がいただけないだけ・・・。

2011/10/15

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